勧善懲悪という夢物語

最近思うことがある。

 

その前段として、職場にキーボードのタイプ音が非常にうるさく、話し声も大きく、デオドラントの香料が迷惑なレベルで臭い同僚がいる。

 

こいつは僕のストレッサーなわけだが、こいつに対して怒りや不快感を顕すことは、僕の損にしかならない。

周りからは「いつもイライラしている人間」というレッテルを貼られるし、イライラしたことによって様々な身体的不調が出てくる。

詰まるところ、相手にしたら負けな状態だ。

 

腑に落ちない。

僕に迷惑をかけているストレッサーは野放しで今日も気持ち良さそうにカッチャカチャカッチャカチャキーボードを叩く一方で、僕は「相手にしない」という、いわば敵前逃亡のような対応をすることしかできないことが。